中村功アトリエ見学・ワークショップ
今年度の研修会は、12月8日(土)、9日(日)と二日間の日程で、千葉県にある中村功先生のアトリエ見学とワークショップ、川村記念美術館の視察を行いました。
中村先生は、本会のもととなった日広連が実施していた「サインボード・デザイン通信講座」で講師としてお世話になって方です。
一行は、東京駅に集合後、貸切バスで千葉県へ向かいました。先生のアトリエ内は撮影禁止のため写真はありませんが、現役作家のアトリエということで、参加者の皆さんは興味深く見学されていました。
その後、抽象絵画に挑戦するワークショップです。先生の講義のあと、実際に筆と絵具を使って、F3規格のキャンバス(A4のひと回り小さいサイズ)に絵を描きます。絵具の質感を変える「メディウム」という材料を使用するなど、本格的な絵画です。参加者も徐々に要領をつかんでいき、作品が出来上がりました。普段、筆を使う機会も無くなり、参加者皆さんには、良い刺激になったようです。
ワークショップ後は、ホテルにチェックインして、懇親会です。中村先生と先生の奥様も参加して頂きました。
翌日、12/8は川村記念美術館に向かいました。天気にも恵まれ、庭園もきれいでした。
ほぼ開館時間に到着しましたが、すでに多数の人がいました。
お昼前にはさらに多くの人が来館してました。
川村記念美術館は、令和7年3月末で休館し、規模を縮小して都内に移転する予定だそうです。建物や庭園も含めて素晴らしいロケーションなので、休館前に伺えて良かったです。
美術館の周辺には、休館を惜しむ立て看板が多数掲げられていました。企業美術館と言えど、地域の文化振興への貢献度の高さがうかがい知れました。
川村記念美術館のあとは、サッポロビール千葉ビール園で昼食です。
オーシャンビューの店舗からは、展示停泊している南極観測船「しらせ」の三代目が見えます(残念ながら当日は、見学休止)。
エビスビールも含めて飲み放題だったのですが、一番美味しかったのは黒ラベルでした。工場直送、出来たてだからでしょうか。
昼食後、バスで東京駅に向かい、解散しました。
また次回の総会、研修会には是非、ご参加ください。